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【バイクカスタム】自作リアキャリアカスタムのすゝめ【ストリートスクランブラー】

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Triumphのストリートスクランブラー(以降ストスクと略)で一番悩むところが、キャリア

専用キャリアやトップケース等をお金で解決するのが一番早いですが、万年金欠な私にはできるわけもなく。(全部で10万くらいするのかな・・・)

とはいえ、以下のような汎用のサイドバッグを土台にしてホームセンター箱(以降ホムセン箱と略)等の自作ケースを積む方法もありますが、

なにせトップ位置にあるマフラーが邪魔でできるわけもなく。

 

そんなこんなで自分がたどり着いたひとつの答えがこの記事の内容となっています。

 

ストスクのキャリアに困った方の参考になれば幸いです。

(自分のバイクは2018年モデルですが、他のモデルもそこまで仕様が変わってないので応用できる?はず。もしかしたら、後述するボルト穴の位置は変わる可能性はありますので、自分での採寸が望ましいです。)

 

■費用:5000円程度?

■時間:2時間程度

 

 

 

目次 

 

 

0.事前準備

【工具】

・六角レンチセット

 

・六角スパナorラチェット

 

ドリル+各種ドリルの替え刃

 

※鉄工対応のパワーが必要です

 

【必要物】

・鉄アングル

※理想は厚さ2~3mm、L字部30mm、長さ300mm×4本分のアングルです
※このまま買うとグラインダー等で切断が必要なため、ホームセンターなどで工業用アングルを探して切断加工してもらうのが手っ取り早いです(もし友人にグラインダーを持っている人がいたら、ご飯など奢って切断してもらうのもいいですね)

 

・丸カンボルト(アイボルト)(必要数)

※フック用(サイズ等ホームセンターに行って確認したほうが確実です)

※ボルト口径はM8で統一しています

 

・金属土台(4つ)

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※商品名がわからん・・・けど写真の□で囲った部分のやつです
 上下にボルト穴が開いているもので、M8のボルトが通るものを選びましょう
 
・L字ステー(ホムセン箱のズレ防止用)
 

・必要に応じで、サイズに適合したネジやナット、ワッシャ

※M8ボルト:6mm×2本、5mm×2本、3mm×10本

※M8六角ナット、ワッシャ22個

 

【必要があれば】

・防錆スプレー

※アングルにボルト穴開けするので、あったほうがいいかな程度です 

 

1.ボルト用穴あけ、付属部品固定

電動ドリルを用いて、アングルにボルトを通す穴を開けるための採寸をしていきます。

今回は、下図のタンデムシート固定土台ボルトの穴赤枠)を利用するという作戦です。

(キャリアの固定位置について、フレーム等いろいろシミュレーションしましたが、これが一番安定すると個人的に結論に至った)

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前後でボルトの深さが異なる点に注意です。

リア側のほうが浅めになっています。

 

以下のように穴を開けます。(リアとフロントのアングル位置が逆になってますが、下図は穴とボルト固定イメージです)

写真から見て上がフロント側のイメージです。

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最低限のボルト穴の位置の採寸ですが、必ずしもこれピッタリにはならないので、あくまでも目安です。

どうしてもアングルの厚み等で若干ずれるので、正確なボルト位置はご自身で採寸して位置決めするほうが良いです。

念のため、文字でも起こしておきます。(参考程度に)

 ・フロント側のボルト間:115mm

 ・リア側のボルト間:90mm

 ・L字ステー用ボルト間:30mm

 ・サイドステーのフロント側のボルト間:フロント側の端から95mm

 ・サイドステーのリア側のボルト間:フロント側の端から145mm

 

フック用のアイボルトの場所は、自由にやってもらっていいと思います。

(干渉しない程度に)

 

あとはそのままバイクのタンデムシート固定台座に、固定すれば完成です。 

が、ホムセン箱等のトップケースの仕様によって、若干の修正は必要かもしれません。

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2.おわりに

これだけです。

工程は簡単なのですが、部材や工具の用意に関してハードルは少し高めかもしれません。

お金に余裕があれば、なんでもお金で解決するのが一番スマートでいいと思います。

が、工夫して乗りこなしていくのもバイカーの楽しみなのかな、と思ったりします。

 

2年ほど利用していますが、滅茶苦茶使い勝手がいいです。

ちなみに、サイドバッグをひっかけるのにも利用できます。

 

あとこれは重要な注意点ですが、車検適合外なので車検や点検時は外していきましょう

 

それではビバ、カスタムライフ!

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