【タイガースポーツ660】ライバル車比較(パワー、燃費、航続距離等)【テネレ】【ヴェルシス】【V-Strom】【NC】
今(2022年)注目されているミドルクラスのアドベンチャー、Triumphのタイガースポーツ660について、先日Triumph試乗会があったので体験してきました。
予約が埋まって乗れなかったけど、実際に跨る体験ができましたし、乗った方にインタビューができましたので、各社ライバル車と呼ばれる車両のスペックを照らし合わせ考察した内容を以下に徒然なるままに書いていきます。
一言でいうなれば、ぶん回しても乗れるロード寄りのアドベンチャー。
※2022年2月現在、世界的な半導体の供給不足でメーカー在庫のみらしく、非常に手に入りづらい状況になっている模様です・・・
写真は、Triumphメーカー公式サイトより引用しました。
その他性能値は各社メーカーサイトより引用しました。
目次
1.スペック比較表
以下、各社ミドルクラスのアドベンチャーと位置付けている車両のスペックをまとめた表です。
※1:カタログ値、及びみんカラユーザの実際の数値の平均値をとっています
スペック表から見える特徴として、タイガースポーツ660を視点に見ると・・・
①性能はテネレ寄り
→最高出力やトルク、重量やタンク容量を見ると、かなりテレネに近い性能だなと見て取れます。
②車両特徴はヴェルシス、V-strom寄り
→車体の大きさ、シート高さはこれらに近い形をしています。
が、実車を見るとタイガースポーツ660は華奢に感じるんですよね。。。
③足回りはそこまで変わらない
→正味、全てにおいて200Kgオーバーなので、わからん!
④唯一の3気筒
→これが唯一無二。
それでも最大トルクの発生ポイントがどれよりも低回転域で、パワーバンドが高回転域なので、乗り味のバリエーションは豊富に見えます。
⑤燃費・航続距離が・・・
→唯一の3気筒、だが逆にそこが燃費のネックにはなっているように見えます。
他が2気筒なだけに、航続距離が稼げないのが弱点となっています。
ヴェルシス、NCが現行ではないですが、2022年に新型ヴェルシスが出ると発表されているので、個人的にはそれが出てからもう一度比較してみたいところです。
思ったよりヴェルシス650は燃費が悪いけど、そこはタンク容量でカバーしてそうですね。
これも新型でどうなるか気になるところです。
(が、それまで試乗できるタイガースポーツ660が残ってるか怪しい・・・)
こうして実数値比較してみると、V-Strom650は平均的なつくりになってるのが良くわかりますね。
突出した何かはないけど、その分何でもそつなくこなせそう。
2.タイガースポーツ660の乗り感
実際に乗った人の感想として、やはり乗ってて楽しいようです。
低回転域は2気筒の鼓動でトルクフル、高回転域に回せばマルチの鼓動で伸びていく感じ。
ベースはトライデントなので、おそらく乗り感は一緒なのかなと思われます。
(トライデントのインプレは以下の過去記事より)
datsusara-susume.hatenablog.com
上記過去記事で述べた、トライデントの積載の欠点を克服した感じなのかなと思います。
ちなみに、メーカー純正のキャリーとトップ及びサイドケース(パニアケース)が用意されています。
また、実際に跨った感じでは、やはりアドベンチャーにしてあるのか車高が高かったです。(アドベンチャーとしてはベーシックな高さ。)
車高が高いというのもあり、見た目に反して車重が重く感じるのもどう捉えるかですかね。
3.さいごに
3気筒の鼓動を感じたいならタイガースポーツ660!!
ただ1点注意として、良くも悪くも「外車」という点。
自分の所有しているストリートスクランブラー900でもあったのですが、原因不明の故障、そして部品の少なさ。
とはいえ、某イタリアのメーカーほど悪い噂は聞かないため、外車の類でも優秀ではあると思います。
何より、カッコイイ!!
※軽く見積もりしたが、やはりパニアケースの付けたくなるのでそれ込みで約150万でした。ン~・・・でも、
トライアンフはいいぞ~