脱サラのすすめ

ダムとバイクとSEの記録


バイクでダム巡り(津風呂ダム、大迫ダム、大滝ダム)【奈良県】

(2022.5.3 行)

GW、マンボウも解除されダムカード配布も徐々に再開されてきましたので、久々にダム巡り遠征を刊行しました。

の第4回目の記事になります。

3日かけ、主に淀川水系(淀川、名張川、木津川)、紀の川水系紀の川吉野川)、新宮川水系(新宮川、十津川、北山川)をメインに、周囲にあるダムを調査してきましたので、その内容を綴っていきます。

前回に引き続き、今回はその1つ目、紀の川水系流域をメインに紹介していきます。

 

▼前回③▼

slc-datsusara.net

 

ダムカード配布場所情報について、変更になる場合がありますので、

実際に訪問の際は国交省のページ、または各ダム管理所の

ホームページよりご確認ください。

 

 

 

 

 

1.津風呂ダム(奈良県)Tsuburo

場所は奈良県吉野郡吉野町にあり、県道256沿いにあります。

この辺は前回と打って変わり、紀伊山地の手前になります。

 

前に訪れた、奈良県宇陀市にある室生ダムからは、国道165を南下し、県道256をダム上流側からアクセスしました。

が、思ったほど車幅が広くなく、釣り客の車の路駐が多いため、対向車が来るとかなりどん詰まってしまいます・・・

(私はバイクでしたので、スイスイかわせて問題なかったですが)

特に拘りがなければ、国道169→県道256とダム下流側からアクセスすることをお勧めします。

 

以下、ダムについてです。

津風呂ダム

 

こちらは近畿農政局管轄のダムとなっております。

農政局ということは灌漑用がメインのダムなんでしょうかね。

ダム到着は15:00頃。

釣りで人気のスポットか、めっちゃいっぱい人がいるな~という印象でした。

ボートも貸し出ししているようで、湖面にもボート釣りしている人がたくさんいました。(何が釣れるんだろう・・・)

ちなみにダムカードを非公式で配布していますが、訪問時はまだコロナ対策で配布中止していました、残念。。。

 

2018年の日本一周時は、ここの上流あたるダムには訪問していましたが、非公式含めダムカード配布がなかったのでスルーしていた場所になります。

今回のダム旅の中では、初の未踏ダムになりますね!

(何基目か現在カウント中です・・・)

 

<津風呂ダムの情報>

型式・・・重力式コンクリート

目的・・・A*1 W*2

管轄・・・近畿農政局

堤高・・・54.3m

堤長(幅)・・・240m

総貯水量・・・24,600千㎥

ダムカード・・・あり(非公式)

(平日休日:隣接のダム管理所)

 

 

2.大迫ダム(奈良県)Oosako

場所は奈良県吉野郡川上村にあり、国道169沿いにあります。

先ほどの津風呂ダムからは、吉野川*3沿いに紀伊山地に向かって遡上していく運びになります。

 

ひたすら吉野川を遡上していく感じがとても走っていて心地よいです。

中流域は結構川っぺりを走り、上流へ行くにつれ渓谷感が増すので渓谷の上側を走るような感じです。

 

以下、ダムについてです。

大迫ダム

こちらは型式はアーチダムになり、先ほどと同様近畿農政局管轄のダムとなります。
湾曲した堤体が醸し出す重圧感が魅力的ですね~。

ここは紀伊山地の中に位置するため、秘境感が凄いです。

この先をそのまま進むと、池原ダムへ通じます。

今回は予定上通りませんが、どんな道なのか一回通ってみたいですね~。

 

ちなみにこちらもダムカードを非公式で配布していますが、訪問時はまだコロナ対策で配布中止していました、残念。。。

走ったことない道もたくさんあるし、ダムカード未回収だし、また来ましょう!

 

<大迫ダムの情報>

型式・・・アーチダム

目的・・・A*4 W*5 P*6

管轄・・・近畿農政局

堤高・・・70.5m

堤長(幅)・・・222.3m

総貯水量・・・26,700千㎥

ダムカード・・・あり(非公式)

(平日休日:隣接のダム管理所)

 

 

3.大滝ダム(奈良県)Ootaki

場所的には先ほどと同じく奈良県吉野郡川上村にあり、国道169沿いにあります。

先ほどの津風呂ダム大迫ダムのちょうど中間に位置するダムです。

ここは日本一周時にも訪れてはいますが、ダムマニア目指すものたるもの、寄らねばなるまいて・・・と思い寄った次第です。

ダムカードも配布されていますが、配布時間を過ぎてしまっているのでゲットならず。(前回訪問時にゲットできているのでダメージなし。)

 

以下、ダムについてです。

大滝ダム

こちらは同じ流域でも管轄が異なり、近畿地方整備局が管轄となります。

左岸国道沿いに設置されている大滝ダムの駐車場の、フェンスからレンズだけ出して撮影してみました。

 

あと、これは過去記事でも述べていますが、岸壁に文字が掘られてあり、なにかわからないかっこよさが感じます。

 

他情報については、過去記事も参照してみてください。

前回は雨(秋雨時)に訪れていたので、今回は晴れててとてもいい印象が残りました。

 

datsusara-susume.hatenablog.com

 

<大滝ダムの情報>

型式・・・重力式コンクリートダム

目的・・・F*7 N*8 W*9 I*10 P*11

管轄・・・近畿地方整備局

堤高・・・100m

堤長(幅)・・・315m

総貯水量・・・76,000千㎥

ダムカード・・・あり

(平日休日:隣接のダム管理所)

 

最後に

今回は吉野川に配置されているダム3基を回りました。

コロナについてはいったんの落ち着きもみせ、ダムカード配布もほとんど再開されたこ頃合でしたが、まだ余波がありました・・・。

また、紀伊半島の道はよく土砂崩れなどで通れないのと、細かい道(酷道剣道)が多くあるので、まだまだ探索が足りない地域です。

これは是非ともリベンジしたいところですね!

いやー、紀伊半島は沼だな。

 

以上、今年は晴れた日はどんどんまだ見ぬダムへ訪問したいと思います。

それでは良きダムライフを。

 

 

 

 

*1:灌漑用

*2:上水用

*3:和歌山県奈良県を境に名称が異なる。和歌山県側は紀の川

*4:灌漑用

*5:上水用

*6:水力発電

*7:洪水調節

*8:河川環境維持

*9:上水用

*10:工業用水

*11:上水用