脱サラのすすめ

ダムとバイクとSEの記録


【レビュー】ベルト式タンクバッグ【バイク用品】

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(2021.9.26記)

そもそもですが、タンクバッグにはマグネット式とベルト式の2つの装着タイプがあります。

が、市場は基本ほぼすべてがマグネットタイプです。

そして残念なことに私のストスクはマグネットの付きが弱く、タンクの仕様的にとても滑るのでマグネット式が使えなかったわけです。

某アマゾンでベルト式はこれしかなかったので、とりあえず買って使ってみようと思った次第。

以下、タンクバッグ買って使ってみた使用感などを記載しています。

 

 

 

目次

 

1.仕様

ブラック
サイズ マップケース:23✕27✕H4、バッグ16✕24✕H10、ベース: 36✕約49~56 cm 調整可
ブランド ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER)
材質 ターポリン
商品寸法 (長さx幅x高さ) 49 x 25 x 14 cm

容量・・・4L

接続・・・ベルト式

 

 

2.使用感

装着は簡単、ステムシャフトとシート下にタンクバッグ装着台をセットします。

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バッグはフロント側のフックにカラビナ、及びフロントとサイドのマジックテープで固定する感じです。

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1日ツーリングしてみた結果、特にズレることなく装着感は問題ありませんでした。

給油も、固定台のベルト固定具を外せば、ペロンとフロント側にバッグを装着したままずらせるので、その点も問題なしです。

 

 

 

3.総括

一番気になる点は容量の少なさ。

4Lなので、ほぼ小物しか入らないです。

個人的には動画撮影機器、財布などの小物が入ればいいかなーぐらいで買ったので問題なしです。

いつも使ってるヒップバッグ、最近腰が痛くて辛かったのでその代わりにと。

 

一般的な市場であまりない種類なので、もしマグネット式が付かないけどタンクバッグ使いたいなーと思う方の参考になれば幸いです。

 

 

 

【ダム巡り】2021.7.23:限定カードと強い女(下久保ダム、神水ダム、玉淀ダム)

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(2021.7.23記)

公共カードであるダムカード、中でも沼と呼ばれる理由の1つである『限定カード』。

今回はその期間限定カード全国ダムカード展inふじおか(下久保ダムVer)をもらいに行きながらダム巡りツーリングをした内容です。

(限定ってワードに弱いです・・・)

ダム自体は日本一周時に訪れているので、そちらも参考いただければと思いますが、玉淀ダムは当時(2018年)まだカード配布されていなかったので、今回初来庁となります。

途中に寄った飲食店も紹介していますので、そちらもツーリング時の参考になれば幸いです。

 

datsusara-susume.hatenablog.com

 

 

 

目次

 

1.下久保ダム群馬県・埼玉県)

下久保ダムの位置は下記地図の辺りです。

群馬県埼玉県の県境にあるダムです。

 

まず朝早くに出て秩父の山を青梅側から秩父市へ抜け、そのまま山を越えて下久保ダムへ向かいました。

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下久保ダム

下久保ダム

水資源機構管轄利水をメインとした多目的ダムのようです。

世にも珍しい、L字に堤体が曲がっている形をしているので有名です。

基本的にダムは谷を挟んで両側の山の岩盤を結んで作ります。

下久保ダムの場合、直線で結ぶと片側(写真右側)の高さが足りないということがあり、写真手前の方に折って作ったという経緯があります。

写真でいう奥の方に向かう面が正面になっていて、放流口もその方向に付いています。

また、貯水量を見てもらうとわかるのですが、結構大きなダムと見て取れますね。

 

下久保ダムの情報>

型式・・・重力式コンクリート

目的・・・F*1*2*3*4*5 

堤高・・・129m

堤長(幅)・・・605m

総貯水量・・・130,000千㎥

 

この後、下久保ダム限定カードをもらいに、下流すぐにある『道の駅上州おにし』で開催されている、全国ダムカードに行ってきました。

(この時点でAM11時くらい)

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全国ダムカード

日本全国で配布されているダムカードの全てと、過去の限定カード天皇在位記念カードなど、ほぼすべてが網羅されて展示されていました。

ダムカード好きは興奮してたまらない内容でした。

 

そして以下が限定カード

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実は偶数日と奇数日で貰える柄が違ったのですが、この日はダムカード展期間の最終土日だったからでしょうか、2種類貰えました。(ラッキー)

 

 

2.神水ダム(群馬県

神水ダムの位置はこの辺りです。

下久保ダムからすぐ下流にあるダムです。

上の地図からも近さが伺えますね。

 

神水ダム

神水ダム

群馬県企業局管轄水力発電用ダムのようです。

この減衰工の特徴もあり、人気の高いダムです。

 

神水ダムの情報>

型式・・・重力式コンクリート

目的・・・P*6

堤高・・・20.5m

堤長(幅)・・・130.5m

総貯水量・・・502千㎥

 

 

 

3.玉淀ダム(埼玉県)

玉淀ダムの位置はこの辺りです。

水系が1本南にある、荒川水系の寄居にあるダムです。

再度山を越えて向かいました。

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下久保神水ダムから近いというのもあり、狙って行きました。

 

玉淀ダム

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玉淀ダム

東北電力管轄水力発電用ダムのようです。

この緑色のゲートがいいですね。

ダムカード、無事にゲットできました。)

 

<玉淀ダムの情報>

型式・・・重力式コンクリート

目的・・・A*7*8

堤高・・・32m

堤長(幅)・・・110m

総貯水量・・・3501千㎥

 

 

 

4.強い女(埼玉県)

タイトルで気になっていると思うこのワード。

上記玉淀ダムで12時を回っていたので、帰路の途中、近くの町でいい店がないか調べていたらふっと目に留まった飲食店名が『強い女』。

正確には『CURRY&NOBLE 強い女』さんという、小川町にある飲食店です。

こういうノリで決めた店って大体外さないのですが、今回も当たりでした。

(駐車場は店の裏手にあります。)

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店内はお洒落な雰囲気で、無水カレーをメインに出している感じです。

今回自分が注文したのが、きのこの無水カレー(チキン)

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カレーだけでなく付け合わせもおいしく、特にピクルスに拘ってる様でとてもおいしかったです。

 

 

 

5.総括

この季節、群馬埼玉は暑いですね・・・

日本一周の時も同じ暑い季節に走ってたので、あまりいい思い出がないんですよね・・・

次は涼しい季節に乗りたいものです。

 

 

 

 

*1:水害対策

*2:河川環境維持

*3:上水用

*4:工業用水

*5:水力発電

*6:水力発電

*7:農業用水

*8:水力発電

【HUION】Kamvas12の使い勝手レビュー+SAIの設定変更手順

Amazon.co.jp: 【HUION初日本限定】液晶ペンタブレット Kamvas12 液タブ Android対応 色域sRGB カバー率120%  絵描き 写真加工 在宅ワーク ネット授業 ペンPW517同梱 充電不要 アンチグレアフィルム フルラミネーションデイスプレ スタンド付き【18月保証】  : パソコン ...

HUIONKamvas12(液晶タブレット)を買いました。

 

今まで10年以上Wacomペンタブレット(通称板タブ↓)

ワコム ペンタブレット Wacom Intuos Medium ワイヤレス CTL-6100WL/K0 ブラック 筆圧4096レベル  バッテリーレスペン ユアサeネットショップpaypay店 - 通販 - PayPayモール

(画像の何世代も前のやつ)を使ってきましたが、さすがにWindowsXP時代の代物なので。。。

この度気になっていた液タブがAmazonのタイムセールで20%Offという値引きになっていたので、買い替えてみました。

別にイラストレーターとかやってるわけじゃないですが、右脳を鍛えるという意味合いで趣味でずっと絵を描いているので、とりあえずレビューしてみようかなという次第です。

 

 

 

目次

 

0.動作環境

・使用PCのスペック

OS:Windows10Pro

CPU:AMD PhenomⅡ1090T(3.20GHz×6コア)

メモリ:16GB(8GB×2)(Patriot製)

グラボ:Radeon RX 570(MSI製)(DVI×1、HDMI×1、Disp×3)

 

・使用ペイントソフト

SAI(ラフ~着色まで)

PhotoshopCS4(仕上げ、加工)

※SAIの後継?として一応現行版はCLIP STUDIO PAINTって聞いた気がする

 

 

・HUION Kamvas12の仕様

Windows10

HDMIポート

(自分はHDMI→DVI変換プラグを利用して接続、ディスプレイはHDMIを利用し、デュアルディスプレイで作業(液タブの方を画面拡張))

サイズ:330.25 x 197 x 11.8mm、作業領域256.32 x 144.18mm、重量:735g

ファンクションキー8つ+ペンに2つ

 

 

1.液タブ、板タブのメリットデメリット

  液タブ 板タブ
メリット ・ペン先が絶対座標で直感的
・紙に描いているようか感覚で画面に直接描ける

・安価
・扱いが雑でも壊れにくい

・USB接続のみ(グラボに依存しない)

デメリット

・高価
・液晶ディスプレイなので扱いに注意が必要

デュアルディスプレイ必須(グラボに依存する)

・ペン先が相対座標なので歪みに慣れる必要がある
・ペンが見れないので操作に慣れがいる

 

簡単にまとめるとこんな感じになると思います。

昔は初心者的には安価な板タブから使い、上達してきたら液タブ、みたいな流れがありました。

当時は液タブ、10万越え当たり前でしたので・・・

ただ、最近は技術の進歩からか値が落ち、Wacomで4~8万円くらいで買えるようになっています。

それでも板タブと比較すると、同じサイズで倍ぐらいは値段が異なりますが・・・

 

が最近、中華製の安い液タブが出てくるようになってきました。

HUIONもその1つで、値段がなんとWacomの同サイズの板タブとほぼ同じという破格さ。

なので、あながち液タブが高価かと言われるとそうでもないというのが現状です。

 

2.HUION製の注意点(SAIの場合)

一応日本語の説明書も付いてくるので、接続方法は問題ないはずです。

 

注意点1

ドライバはWebサイトからダウンロードしてインストールする流れです。

が、自分の場合、最新版の日付のドライバをインストールした際、筆圧感知がされませんでした・・・

一応サイトには1個前のドライバもおいてあり、私はそれで正常に動作することが可能になりました。

高頻度にバグ修正を行っているようなので、一度最新ドライバをインストールし、問題があればアンインストール。

1個前を再度インストールとするのが良いと思います。

 

注意点2

SAIをマウスモードにしているのにもかかわらず、ペン先を放すと何故かマウスカーソルが液タブの左上に移動する現象が起きます。

(SAIに限らず、マウスモード設定が基本です。)

 

色々調べた結果、SAI公式サイトに答えがありました。

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要は、以下の通り。

①SAIのインストールフォルダを開く

 (SAIのショートカットを右クリック→ファイルの場所を開く)

②「misc.ini」ファイルを右クリック→メモ帳で開く

③[TabletMouseSimulation]の値を[0]から[1]へ変更し、上書き保存(Ctrl+S)

以上。

 

と言いますか、該当現象で検索してもこの答えに辿り着けなかったんだが・・・

(SAIって今も売ってるんだっけ?って調べたら偶然見つけた。)

困って辿り着いた人がいて、参考になったら幸いです。

 

 

 

3.総括

色々絵を描いてみました。(ジャヒー様)

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■使用感として、板タブの相対座標から液タブの絶対座標になったので、今までの相対座標の手癖を修正するのに数時間かかりました。

それ以外は紙に描いたようにゴリゴリ直接画面に描き込めるので、板タブよりミス線が減り最終的な完成スピードは速くなりました。

(板タブ:平均6時間 → 液タブ:平均4時間)

 

絶対座標でリアルな手の動きになるので、デジタルではなくアナログも上手く描けるんじゃないかな・・・という錯覚も抱きます。(笑)

 

■動作に関しては、PCのスペック故か、SAIの動作の軽さ故か、もっさり感は全くないです。

(解像度350dpi、300px四方、レイヤー100枚ほど使っても全然問題なし)

 

■筆圧に関しても、自分が描く絵のレベルでは全く問題ないレベルです。

 

■総括として、初心者のエントリー向け、またはライトユーザー向けではないかと思います。

ぶっちゃけ、描き手のスキルにもよるので、本当に繊細なタッチや機能、画面の大きさが必要な上級向けの場合は、高性能なWacom液タブ(またはサイズの大きいもの)に最終的に落ち着くのだと思います。

それでも、このくらいの絵は普通に描けます。(10年ずっと描いてるわけじゃないので上手いほうではないですけど・・・)

 

このHUIONに限らず他の中華製はそこまで値段と性能は変わらないですが、HUIONの決定打は、「オプションが豊富(グローブと台座とクリーナー等)に付属してきて、これ買うだけで全て必要なものが揃う」という点です。

結論、これから絵を描きたい人ならオススメ

(※タイムセールを狙うのがオススメです)

 

 

 

 

 

【Windows10】VisualStudioCode+XDebugでWebシステム開発【XAMPP環境】

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2021.8.11 

とうとう来たなこの時が・・・

再び開けるプログラマーの扉

 

第4弾(最終弾)の話で、前記事からの続きとなります。

前記事は下記からご参照ください。 

datsusara-susume.hatenablog.com
システム開発を行うにはまず実行環境開発環境を整えないといけないので、その中で私が行った内容をメモとして残していこうという趣旨です。

現在も色々試行錯誤しながら進めてますので、興味があれば今後もぜひ参考にしてってください。

今回は、開発環境整備の話で、Windows10環境にXAMPP管理ツールVSCodeをインストールしていきます。

(全行程の所要時間:30分程度)

 

 

 

 

目次

 

0.構築環境

Windows10メモリ:8GB、CPU:2コア、SSD:256GB)

 ※ハードがどのような環境でも構築手順は大きく変わりませんが、使い慣れてるWindowsがいいということで。

 ※ドットネットと違い、このような構成でも軽いです。

 

IISのアンインストール(入ってなければスルー)

 ※Apache2のポートと被ってしまうため。

  正確にはWebポート(80/443)を奪い合ってしまうため。

 

■XAMPP管理ツールとは

Webサーバを稼働する上で必要なXクロスプラットフォームAMPP*1構成がオールインワンパッケージとなっているツールです。

Windows10WAMP構成を構築するのが割とはまりやすくハードルが高いため、このようなオールインワンパッケージを利用すると楽にベース環境が構築できます。

ローカル環境での開発ですので、多人数での開発等でなるべく統一性を持たす意味でも勝手がいいです。

 

■VisualStudioCodeとは

Microsoftが開発提供しているIDE(開発ツール)であるVisualStudioの、クロスプラットフォームで動く版のツールです。

一応ライセンスフリーですが、開発対象言語のコード整理ツールデバッグツール等を全てプラグイン形式で挿し込むタイプのIDEです。

非常に汎用性のあるプラグインなどが有料版として配布していたりしますが、大抵はフリーで手に入ります。

XDebugはその中の1つで、Webシステムのクロスデバッグで重宝します。

 

この2つのツールは、ハードがMacであれLinuxであれどんな環境でも動くので、このセットを採用しました。

 

 

 

 

1.XAMPPのインストール

このXAMPPのページに移動し、対象のインストールパッケージをダウンロードします。

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あとはDLした.exeファイルを起動し、インストールするのみです。

特に選択することはないですが、言語の選択は「English」を選択してください。

※英語かドイツ語しかない。

 

一応、起動確認をしておきます。

ApacheMySQLの「Start」ボタンを押下すると、うまくいくとになりサービスが起動します。

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次は開発ツールのインストール方法となります。

 

 

 

2.VisualStudioCodeのインストール

このMicroSoftのページに移動し、対象のインストールパッケージをダウンロードします。

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あとはDLした.exeファイルを起動し、インストールするのみです。

特に選択することはないです。

 

ただ、これだけだと何も動かないので、左のブロックからプラグインを入れていきます。

自分は次の図の緑枠に示しているプラグインをインストールしました。

特にフレームワークを使うことを想定していないので、PHPHTML5CSS3MySQLの構成が記述できるプラグイン、クロスデバッグができるXDebugというプラグイン、後は言語を日本語化するプラグインを入れています。

検索にそのままプラグイン名を入れて検索すると全部出てくると思います。(現時点では

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プラグインインストール後はVisualStudioCodeの再起動が求められるので、再起動しておきます。

 

開発環境はこれで整いましたが、XDebugを使うにはもう1段階設定を行わないと使えないため、設定を入れていきます。

 

 

3.XDebugの設定

このXDebugのページに移動し、対象の.dllを入手します。

 

Install → Windows

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「download」のリンクを押下

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以下2点をダウンロード(とりあえずどっちも・・・)

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DLしたDLLファイルを下記フォルダに配置

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XAMPP管理画面より「Config」ボタンを押下し、設定ファイルに下記内容を追記する

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※記載内容

 

※ポートを9001にしているのは、どこかが9000を使っており被ってしまうので・・・

 

VisualStudioCodeのXDebug設定を編集(ポートを9001に変更)

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上書き保存で、VisualStudioCode、及びXAMPP管理ツールよりApacheMySQLの再起動を行う

 

これで準備は整いました。

 

実際は以下のように、対象ソースの行にブレイクポイントを置き、XDebugを起動した状態でデバックしたいWebシステムを起動すると・・・

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このようにブレイクポイントに引っかかるようになり、クロスデバッグが可能になります。

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4.最後に

これで実行環境、開発環境がすべて完成しました。

後はガンガン開発しちゃってください!

開発環境で開発したソースを、前に述べたWebminのファイルマネージャでアップロードすることで本番環境やテスト環境に配置できます。

欲を言えば、多人数で開発する場合は、バージョン管理ツールを利用すると尚いいです。

 

ちなみにこの環境で約1カ月ほど開発していますが、めっちゃ使い勝手いいです。

 

次回以降はPHPでWebシステムを組んでて役立った情報や、個人的な忘備録をまとめていきます。

 

ドメインは、下記バナーのお名前ドットコムで契約するか、さくらVPS利用であればそのままさくらインターネットよりドメインを契約するのが手っ取り早いです。

個人的に、お名前ドットコムが安いのでオススメです。

 

以上。 

(不明点あればコメント頂ければ、可能な限りお答えします。)

 

 

 

 

*1:(クロス(X)プラットフォームで動くApache2、MySQL(MariaDB)、PHP、Perl の頭文字を取ったもの)

【Ubuntu18.04】Webminインストール【LAMP環境】

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2021.8.10 

とうとう来たなこの時が・・・

再び開けるプログラマーの扉

 

の第2弾の話で、前記事からの続きとなります。

前記事は下記からご参照ください。 

datsusara-susume.hatenablog.com

 

システム開発を行うにはまず実行環境開発環境を整えないといけないので、その中で私が行った内容をメモとして残していこうという趣旨です。

現在も色々試行錯誤しながら進めてますので、興味があれば今後もぜひ参考にしてってください。

今回は、実行環境整備のひとつで、Webminのインストールです。

(全行程の所要時間:15分程度)

 

 

 

 

目次

 

0.構築環境

・さくらVPNメモリ:1GB、CPU:2コア、SSD:100GB)

 ※有料契約

 ※ハードがどのような環境でも構築手順は大きく変わりません

 

LinuxOS:Ubuntu18.04

 ※最新は20.04ですが、何故かSSL化がうまくいかなかったので、

  個人的に実績がある18.04を選定しました

 

Apache:2.4

MySQL:5.7

PHP:7.2

 

■Webminとは

WebブラウザLinuxサーバの管理を行うツールです。

GUI操作でサーバのあらゆる機能を管理できます。

サーバの稼働状況(CPU負荷など)を含め、Webサーバデータベースの管理(DBのバックアップスケジュールも管理可)、ファイルマネージャなど、サーバに関するほぼあらゆる設定このツール下で管理可能となります。

Web上で動くシステムなので、XクロスプラットフォームAMP構成が必須となります。

今回はLinux(Ubuntu18.04)で行うため、LAMP構成の構築が前提条件となります。

LAMP構成の構築は下記過去記事を参照ください。

(Ubuntu20.04でも基本的にインストール方法は変わりません。)

 

datsusara-susume.hatenablog.com

 

 

 

 

1.Webminのインストール

コンソールを開き、下記コマンドを入れていきます。

※「root」アカウントで操作する場合は、「sudo」コマンドは不要です。

 

①「root」ユーザの開放(Webminログインに必要)

sudo passwd root

 

ここで現行ユーザのパスワードを聞かれるので、入力。

New password」は、root 用のパスワードを入力します。

Retype new password」 で、root 用のパスワードを再入力します。

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※「sudo -」とコマンドを打つと「root」ユーザに切り替えられます。

 いちいち「sudo」をコマンドの頭につけなくていいので、以下のコマンドはrootユーザ行ったほうが楽です。(が、あえて「sudo」をつけて書いています。)

 

②「sources.list」への追記

sudo gedit /etc/apt/sources.list

※「gedit」は自分がよく使うテキストエディタなので、ここは何でも構いません。 

 

③「apt」を最新版にする

sudo apt update

 

④「Webmin」のパッケージ保管場所へのパスを通す

sudo wget -q -O- http://www.webmin.com/jcameron-key.asc | sudo apt-key add

 

⑤「Webmin」のインストール

sudo apt install webmin -y

 

⑥「Webmin」の設定追加

sudo echo trust_real_ip=0 >> /etc/webmin/miniserv.conf
sudo sed -i -e 's/ssl=1/ssl=0/g' /etc/webmin/miniserv.conf

 

⑦「ファイアウォール」の設定(Webmin用の通信ポート:10000 の開放)

sudo ufw allow 10000
sudo ufw enable

 

⑧「Webmin」のサービス有効化、及び再起動

sudo systemctl enable webmin
sudo systemctl restart webmin

 

ここまでで「Webmin」 は使えるようになっています。

次は起動方法と初期設定について説明していきます。

 

 

2.Webminの初期設定

ブラウザーで「http://<サーバのIPアドレス>:10000」を開きます。

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②先ほど設定した「root」ユーザでログインします。

 以下は起動直後の画面です。

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③「Warrning」が出ています。

 これは再起動要求なので、赤枠の「Reboot Now」ボタン押下、その後出てくる「Reboot System」ボタン押下で再起動を待ちます。

 サーバ自体が再起動するので、もし稼働中であればその点気を付けてください。

 「Warrning」が消えれば完了です。

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④言語が英語のままなので、操作しやすいよう日本語化します。

 メニューを次のように開いていきます。

「Webmin」→「Change Language and Theme」→「Webmin UI language」を日本語に →「Make Changes」

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⑤ローカル環境も日本語化します。

 メニューを次のように開いていきます。

「Webmin」→「Webmin設定」→「ローカル言語」→「言語で表示」を日本語選択 →「言語の変更」

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最低限必要な初期設定はこれで完了です。

後は実際に行いたい設定などを行っていきましょう。

 

 

 

3.おまけ

自分が今まで説明してきた内容だと、MySQLWebminから管理しようとすると、下図赤枠のような「注意」が出ます。

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Crick here」がリンクになっているので、ここをポチっとするとコンソール画面が開き、ダーっとインストーラが流れます。

再度この画面を開き、この「注意」が消えていればコントロールが可能となります。

 

その他は色々触ってみた方が早いでしょう。

操作感が非常にわかりやすいですし、カーソルを上に持ってくるとHelpが表示されたりとかなり使用感はいいです。

 

ちなみに、ファイルマネージャは下図のような感じです。

赤枠の部分から、ディレクトリ操作や、ファイルのアップロードが行えますので、プログラムリリースはここから行うと楽になるでしょう。

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4.最後に

実行環境は完成です。

次回は開発環境の構築方法を載せていきます。

 

ドメインは、下記バナーのお名前ドットコムで契約するか、さくらVPS利用であればそのままさくらインターネットよりドメインを契約するのが手っ取り早いです。

個人的に、お名前ドットコムが安いのでオススメです。

 

以上。 

(不明点あればコメント頂ければ、可能な限りお答えします。)

 

 

 

 

脱サラのすすめ-Webエンジニアフリーランスになるには

ブログタイトル、「脱サラのすゝめ」の真意をどこかで書きたいなと思いつつ早一年。

脱サラ・・・して今は一応サラリーマンしてますが、身を置いている場所がベンチャーで、フリーランスも同時にやっておるので、感覚的には脱サラしてる感じです。

業界的にはずっとIT関係に身を置いていますが、このコロナ禍においてIT系のエンジニアで良かったとすごく感じたことがあったので記事にしました。

 

要するに、プログラム関係の仕事って、常に需要過多だし、資格もいらないし、PCも1つあれば完結するから、今の世の中において手に職をつけるなら結構有用なんじゃないかな、と考えるに至ったという内容です。 

 

一応投資とかもやってて利益は出てるけど、なんやかんやお金ないとリターン微妙やし、リスク高いしで・・・結局スキルつけるのが一番手っ取り早いって気づきました。

(ノーリスクで、場合によっちゃリターンが馬鹿でかい)

 

 

 

 

目次

 

0.自己紹介

・現在の仕事の形態

主としてベンチャー企業に身を置き、隙間時間でフリーランスをやっているという感じです。

(そのほかにもこのブログ、Youtubeなど色々やってますが、これは人生のメモのようなものなので、収益があったらラッキーぐらいの感覚でやってます。。。)

 

・企業の業態

CE(カスタマーエンジニア)とし、大企業案件やその保守において、どうしても現地に行かないと設定・設置・保守ができないような事態が発生した際に駆り出されるような仕事をしています。

(全国にいっぱいある店舗の一斉展開とか、自分たちだけじゃ到底手に負えませんからね。)

 

フリーランスの業態

副業としてWebエンジニア活動しており、どこかに登録はせずに人づての紹介で地元の店のHPやWebシステムの構築・保守支援をやっている状況です。

ネット上に転がっている案件はどれも工数が大きく、単価は滅茶苦茶おいしいですが自分の生き方に合っていないので・・・

 

・現在の生活状況

報酬としては前職だったSIer時代の半分ほどになりましたが、自由に使える時間が非常に増えたので幸福度としては倍になったと感じています。

幸福を得られる報酬と自由度を自由に調整できているので、全然生活には困っていないです。(が、裕福ではない・・・)

 

特に感じているのは、どこにいてもWebエンジニアは重宝される、ということです。

そんなWebエンジニアの紹介となり方について、以降から説明していきます。

 

 

 

1.Webエンジニアとは

主にChromeFireFoxといったブラウザ上で動くページに関して、デザインなりプログラムなりを設計・開発するエンジニアです。

特に画面上のデザインを主とするフロントエンドエンジニア(よくWebデザイナーと呼ばれる人)と、サーバーサイドの設計開発を行うバックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニアとかよく呼ばれる)に分けられます。

(これ両方できる人は超強いね・・・)

 

・フロントエンドエンジニア

Web画面上のユーザーインタフェースや、デザインを主に担当するエンジニアです。

プログラマはちょっと違い、デザインが主なのでその辺の感性(センス)が求められ、その感性と実装スキルが伴った人がより報酬の高い仕事を任される感じです。

「感性」が入ってくるため、上級エンジニアになるハードルは高いですが、逆に身に着ければ最強の武器となりえます。

とは言え、バックグランド(サーバー側)でどう動いているかという知識も必要なので、こればっかり鍛えてはダメということです。

 

・バックエンドエンジニア

Web上のページやシステムが動くのは、そこで入力や操作があった情報をサーバ側(Webサーバ)で処理しているからです。

そのサーバ構築や、データベース構築、サーバ側で動かす処理を行うプログラムを設計・開発するのが、バックエンドエンジニアと呼ばれるエンジニアです。

フロントエンドと違い「感性」は必要ないですが、Webページが動く要なので、サーバーダウンやエラーを吐かないようにする「確かな知識とスキル」が求められます。

 

 

2.Webエンジニアへの道

何か資格を取る、ということがいらない反面、スキルと実績が求められます。

独学でもいいですが、専門学校やプログラミングスクールなどで習得するのが効率的だと思います。実績を担保してくれますしね。

最近よくCMでやってるテックアカデミーとかお勧めです。

 

自分はWeb等の知識は独学で習得できましたが、プログラミングスキルは前職でプロのプログラマから教えてもらい習得しました。

やっぱりプロは違います・・・

 

今よく目にするプログラム言語は、PHPPython3系ですが、それに付随するHTMLCSSJavaScript等のプログラム言語の知識も最低限必要です。

Laravel等のフレームワークはまずその基礎知識がないときついかもしれませんね。

 

 

3.注意点

誰でも出来る・・・ような口ぶりでしたが、厳密には違います。

一番根底にある、「ロジカルシンキング」ができないとまずプログラムが書けない点に注意が必要です。

プログラムを動かしているのはパソコンなので、そのパソコンが理解できるように書いてあげないと、要求通りに動きませんので。

 

そういった意味で、もしプログラムを習っていてうまくいかないときはこの「ロジカルシンキング」力が足りていないと思ってください。

それを鍛えるいい教材が、「論理思考力パズル」のようなパズル問題です。

 

プログラムはスキルと経験とロジカルシンキングで作るものなのです。

 

 

4.最後に

時間は有限、行動しないと何も始まらない。

思い立ったが吉日。

 

少なくともあって損するスキルではないですし、逆に持ってたらピンチの時に自分を助けてくれる武器、

になってくれました実際、このコロナ禍で。