脱サラのすすめ

ダムとバイクとSEの記録


【バイクでダム巡り】ダムマニアを目指して三千里:淀川水系木津川(川上ダム、上野遊水地)【三重県】

(2022.5.3 行)

GW、マンボウも解除されダムカード配布も徐々に再開されてきましたので、久々にダム巡り遠征を刊行しました。

の第2回目の記事になります。

3日かけ、主に淀川水系(淀川、名張川、木津川)、紀の川水系紀の川吉野川)、新宮川水系(新宮川、十津川、北山川)をメインに、周囲にあるダムを調査してきましたので、その内容を綴っていきます。

前回に引き続き、今回はその1つ目、淀川水系木津川流域をメインに紹介していきます。

▼前回①▼

datsusara-susume.hatenablog.com

 

 

ダムカード配布場所情報について、変更になる場合がありますので、

実際に訪問の際は国交省のページ、または各ダム管理所の

ホームページよりご確認ください。

 

 

 

 

目次

 

1.川上ダム-建設中(三重県)Kawakami

場所は三重県伊賀市にあり、県道29、県道39に挟まれた場所になります。

管理所県道29沿いに建設されていました。

住所は伊賀市になりますが、どちらかというと名張市のほうが近い、という位置関係となっています。

 

直前に滋賀県にある瀬田川洗堰に来庁していたので、国道422伊賀市に向けて南下します。

 

10:00頃

こちらは滋賀県奈良県の県境付近です。

予想気温に反して何故かめちゃくちゃ寒い・・・

 

前回日本一周した時と大体同じルートを辿っています。

が、あまり記憶がない・・・

 

少々進んで、滋賀、奈良、三重の三県境付近。

この辺りは朝宮茶の茶畑が広がっていました。

静岡県民としては反応してしまう所。

 

滋賀県三重県県境。

というわけで伊賀市に到着しました。

 

以下、ダムについてです。

川上ダム(建設中)

現在(筆記時点)、建設中となっていますが、堤体は完成しており湛水試験*1中のようです。

管理事務所付近がまだ工事中だったため、近くから撮影はできませんでしたが、手前の橋から何とか正面を伺うことはできました。

 

日本一周時(2018年)はまだコンクリート打設中だったので、実際に完成された堤体を見れて良かったです。

 

こちらはダムカードになます。

このカードの特徴は、やはり「」シールが貼られている所ですね!

配布場所のひとつである「青山ハーモニー・フォレスト(川上ダム上流域にあるレジャー施設)」では、何組かNinja乗りがいらっしゃいました。

かく言う私も、Ninja250Rを所有しているので、これは貰わねば!という意思で来ました。

 

湛水試験が終わり、本稼働を迎えた際にまた来庁したいですね!

 

ちなみにですが、お昼はダム付近の伊賀市桐ヶ丘にある「山賊小屋」というお好み焼き屋で「生姜焼き定食」を頂きました。

味濃く浸かれた豚肉が食欲をそそります!

 

<川上ダムの情報>

型式・・・重力式コンクリート

目的・・・F*2 N*3 W*4

管轄・・・水資源機構

堤高・・・84m

堤長(幅)・・・334m

総貯水量・・・31,000千㎥

ダムカード・・・あり

(平日:川上ダム建設事務所、休日:青山ハーモニー・フォレスト)

 

 

 

2.上野遊水地(三重県)UenoYuusuichi

正確には上野遊水地という場所はなく、木津川・服部川・柘植川の合流ポイントに近い場所に作られた4つの遊水地(新居・小田・木興・長田遊水地)の総称となっています。

※遊水地*5

 

非公式ではありますがダムカードを配布しており、上記4つの遊水地の自撮り写真を撮って配布場所で見せると貰えるという形式になっております。

写真を使いまわされると困るので、一例だけ上げておきます。

農道にあるのと、道端に停めざるを得ない点、車で行くには事前に停車位置などを計画する必要があると思います(通行車の妨げにならないように)。

バイクだとこういうのできて楽なので、バイク巡りには重宝します☆

雨は・・・うん。

 

以下ダムカードです。

 

上野遊水地の情報>

型式・・・自然越流方式固定越流堤

目的・・・F*6

管轄・・・国交省

堤高・・・None

堤長(幅)・・・None

総貯水量・・・None

ダムカード・・・あり

(平日:伊賀上野出張所、休日:木津川上流河川事務所)

 

 

最後に

気候変動等で水害が頻発している昨今。

ダム然りですが、上野遊水地のように一時湛水し、付近家屋や下流域家屋への甚大被害の軽減を行う施設など、減災するシステムの重要性が伺えました。

降水量が読めないので、ダムによる防災だけでなく、減災する考え方も大事だと改めて気づかされました。

 

以上、今年は晴れた日はどんどんまだ見ぬダムへ訪問したいと思います。

それでは良きダムライフを。

 

 

 

 

*1:実際に貯水し問題がないか稼働テストを行うこと

*2:洪水調節

*3:河川環境維持

*4:上水用

*5:洪水時の流水量を調整するために、河川そばの低位に設置された一時湛水できる場所のこと。≒調整池

*6:洪水調節